産業革命でヨーロッパが動き出した 18世紀半ば、イギリスで始まった産業革…
海堡をめぐる歴史
東京湾海堡が明治時代に着工に到るまでには、どんな世の中の流れがあったのでしょうか?
鎖国日本の江戸時代に遡り、歴史をたどっていきましょう。
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2.海防強化への目覚め
産業革命後、欧米諸国の勢力はアジア・アフリカ・中南米に拡大していました。… -
3.台場建設の提案、江⼾湾海防計画 1839
韮⼭(にらやま、静岡県)の代官だった江川太郎左衛⾨英龍(えがわたろうざえ… -
4.江戸湾最初の人工島「品川台場」1854年
ペリー来航後、幕府から再び江戸湾海防を命じられた江川太郎左衛門英龍(えが… -
5.現存する2つの台場
品川3番台場は歩いていける公園 品川台場は、結局、実用に供されることなく… -
6.明治政府の東京湾海防計画
明治新政府は、帝都「東京」を護るため、東京湾海防計画に取り組むこととなり… -
7.山縣有朋による日本列島要塞化
明治から大正にかけて陸軍元帥として陸軍に君臨した山縣有朋(やまがたありと… -
8.近代要塞建設の先駆け
日本の伝統技術に西欧の最先端技術を融合。海堡は近代要塞建設の先駆けとなっ… -
9. 3つの海堡の必要性
東京湾防御体制の整備に中心的役割を果たした陸軍少佐の黒田久孝(くろだひさ… -
10.火砲の性能で変わる戦略
明治13年(1880)以降、本格的に要塞の建設に着手した陸軍は、火砲をて… -
11.変化する防御ライン
東京湾要塞建設は、明治13年(1880)、観音崎砲台着工に始まり、24の… -
12.関東大震災による被害
第二海堡上部構造竣工の9年後の大正12年(1923)9月1日、関東大震災… -
13.敗戦後の連合軍による破壊
昭和20年(1945)8月14日、鈴木貫太郎内閣はポツダム宣言を受諾… -
14.波浪と経年劣化による崩壊
第二海堡は東京湾口に位置し、潮流と風や波にさらされ、外周護岸部は大きく崩… -
15.開発保全航路の安全管理
東京湾は、首都圏の経済・社会活動を支える重要な海域です。湾内には船の通… -
16.第二海堡に関する歴史的変遷年表
和暦 西暦 海防をめぐる主な出来事 江戸時代 寛永16 1639 第五次…