海防強化への目覚め

5.現存する2つの台場

品川台場計画図
品川台場配置図
嘉永 6 年(1853)7 月(推定)
「東京湾第三海堡建設史」図 -1.3.3 より転載

品川3番台場は歩いていける公園

品川台場は、結局、実用に供されることなく終わりましたが、3番台場・6番台場が現存し、東京臨海副都心のウオーターフロントの一部として都民に親しまれています。
3箇所の台場の撤去の際は、頑健な造りのため、大変な苦労をしました。幕末当時の優れた建設技術を物語っています。