![明治天皇による顧問団の歓迎式、1872年](https://daini-kaiho.jp/kaiho/jp/wp-content/uploads/sites/9/2020/06/1872komondan-ceremony.jpg)
明治天皇による顧問団の歓迎式、1872年
明治から大正にかけて陸軍元帥として陸軍に君臨した山縣有朋(やまがたありとも)は、明治4年(1871)、『軍備意見書』を提出し、日本列島の要塞化を主張しました。
そしてこれを実現するため、山縣は明治6年(1873)、フランスの陸軍中佐マルクリーに東京湾を視察させ、『海岸防禦法案』(かいがんぼうぎょほうあん)を提出させます。
続いて明治8年(1875)には、フランスの陸軍中佐ミュニエー、工兵大尉ジュールダン、砲兵大尉ルボンに『日本国南部海岸防禦法案』を提出させますが、これらの提案は、いずれも海岸や島に砲台を築くというものでした。
![山縣有朋](https://daini-kaiho.jp/kaiho/wp-content/uploads/2020/06/aritomos-231x300.jpg)
陸軍元帥 山縣有朋
![第二次フランス軍事顧問団パブドメ](https://daini-kaiho.jp/kaiho/wp-content/uploads/2020/06/f-komondan-300x281.jpg)
第二次フランス軍事顧問団